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当事務所に多重債務で困って借金相談に来られる方の中には、
「おまとめローン(おまとめ)を利用して、お金を借りて借金を一本化しました」、
「おまとめローン(おまとめ)を利用し、お金を借りて借金の一本化を考えています」、
このようなケースがよくあります。
「おまとめローン」なる商品をテレビ、ラジオや新聞などで、
派手に宣伝している銀行があります。
おまとめローン(おまとめ)は、
あなたにとって良い商品(メリット)なのか、悪い商品(デメリット)なのかを考えてみましょう!
借金問題の解決を得意とする当事務所の実例を交えて、
借金の一本化、おまとめローンについて一緒に考えましょう。
おまとめローンのメリットは下記の3つがあります。
個人の信用情報に事故情報が登録されない、いわゆるブラックリストに載らない。
金利が少し下がる場合がある。
返済の管理が楽になる。
金利は少し下がったり、
利息の支払いも少なくなったりします。
そして、融資額を増やすことが可能になります。
ここに、大きな罠が隠されています。
罠については、おまとめローンのデメリットで説明します。
おまとめローンのデメリットは、
利息を払いすぎている場合、おまとめせずに、債務整理を行うことで借金を減額できるが、それを行わずに完済し てしまうため、その分、損をします。
※おまとめローンで完済した貸金業者に、過払い金返還請求を行っても、全額回収することは困難で、訴訟を行え ば回収費用がかさみます。
今まで不要だった、保証人をつけたり、不動産を担保に取られたり、危険度が増すことがある。
おまとめ(借金の一本化)をしたことで、最初は返済の目処が立ったように思い安心するが、おまとめしても、
あなたの支払い能力に対して高金利であったり、返済計画を甘く見ていたため、済不能になるケースが多い。
おまとめローンを利用し、借金が2倍になり困ったケースが多数あります。
これが罠です。
保証人や不動産担保があれば、金融機関は貸し倒れのリスクは無くなり、お金をもっと貸そうとします。
人間は弱いもので、お金を簡単に借りることができれば、ついつい借りてしまいます。
そうして、借金が増えていきます。
おまとめローンを利用する際は、1社から借りる金額が高額になるため、
金融機関((銀行や消費者金融など))から、あなたにとって不利になることが要求される可能性があります。
保証人をつけると、借金の返済が滞ったり、債務整理(任意整理・特定調停・自己破産・個人再生)を行うと、
保証人に全額返済の請求がいきます。
返済が苦しくなり、債務整理(任意整理・特定調停・自己破産・個人再生)をしたいけど、
保証人に迷惑をかけまいと、債務整理を行うことができなくなります。
返済が滞ると結局、保証人に迷惑をかけ、保証人もブラックリストに載ることもあります。
おまとめをせずに、債務整理を行えば、解決できたのに、
おまとめをしたことにより、債務整理ができなくなり、借金生活が長引くことがあります。
おまとめローンを利用する際は、1社から借りる金額が高額になるため、
金融機関(銀行や消費者金融など)から、あなたにとって不利になることが要求される可能性があります。
不動産担保ローンというものがあります。
マイホームなどの不動産を担保にすることによって、お金を借りる方法です。
返済ができなくなると、最悪の場合、不動産は取られてしまいます。
不動産を取られる際、マイホームを差し押さえられ、競売になります。
こうなると、近所の人にも知られてしまい、お子さんは学校には行きづらくなり、離婚するなど、
家族が崩壊することがあります。
不動産を担保にすると、金融機関(銀行や消費者金融など)は、
あなたにもっとお金を貸そうとしてきます。
貸す側は、担保があるので、担保価値の分は貸しても損をするリスクがありません。
もっとお金を借りさせて、返済できなければ担保を売却すればよいと考えています。
おまとめローンを病気に例えると、
簡単に治療ができた軽い風邪が、おまとめローンにより肺炎を起こし大病となり、治療困難になる。
こんな感じです。
おまとめローン前であれば、任意整理で簡単に解決ができた借金問題も、
おまとめローンを利用することで、任意整理では済まなくなり、自己破産や不動産の売却、保証人も巻き込んでの
大問題に発展することがあります。
おまとめローンにより、とんでもないことになります。
任意整理を行うと、個人の信用情報に事故情報が登録され、
いわゆる ブラックリストに載ることになりますが、
事故情報が登録される期間は5年と言われています。
もし、任意整理を行いブラックリストに載ることになったと しても、
おまとめローンの返済期間が5年以上としたら、
おまとめローンの返済中に事故情報の登録は消えるでしょう。
5年以上も、辛い返済を続けたいですか?
借金をおまとめする前に一刻も早く相談をして下さい!
当事務所に、
依頼していただき、
任意整理を行えば、
払い過ぎた利息分があれば減額することができます。
その上で、借金が残ってしまった場合、その借金については通常利息が付くのですが、
この利息をほとんどの場合で、原則 「 利息 なし 」 にすることができます。
金利は0%となり、和解後の利息の支払いは0円となります。
これから払う際の利息は0円になります。
しかし、「おまとめローン」では、利息を0円で、お金を貸してくれるということはありません。
「おまとめローン」は、以前よりは金利が低くなったり、
利息の支払いが少なくなったりしますが、
延々と利息を支払い続けなければなりません。
いままで、返しても返しても、借金が減らないと感じたことはありませんか?
それは、金利が20%弱という高金利であったため利息が高く、元金が減らなかったのです。
「おまとめローン」をテレビ広告までやっているのはビジネスです。
「おまとめローン」はボランティアではありません。
安易に信じることは危険です。
借金問題を解決する際に一番多く用いられる方法として「任意整理」というやり方がありますが、
この「任意整理」と「おまとめローン」を事例を用いて、比較し説明します。
□任意整理をした場合
A消費者金融、Bクレジットカード、C信販から合わせて300万円の借金がありました。
A消費者金融、Bクレジットカード、C信販、3社に任意整理を行うことで、
3社とも支払い過ぎた利息(グレーゾーン金利の部分)があったので借金の残高を減額することができました。
このケースの場合、300万円の借金が100万円に減らすことができました。
□おまとめローンをした場合
A消費者金融、Bクレジットカード、C信販から合わせて300万円の借金がありました。
D銀行で300万円を借りて、A消費者金融、Bクレジットカード、C信販に返済します。
さて、ここからどうなるでしょうか?
比較して、ご覧下さい。
『おまとめローン』により、金利がなくなることはありません。
金利があると、ないとでは、これほど大きな差がでます。
このケースのように借金が減額ができなくても、無利息と、有利息では大きな差があります。
利息があるから、元金が全然減らないのです。
元金が減り出すと、借金がなくなるのも早いです。
おまとめローンを利用してしまったら すぐに 相談を
借金をまとめた 借金おまとめ して再度借入れ
借金をまとめるな すぐに相談して下さい。
(親に借金を肩代わりしてもらおうと考えている方へ)
当事務所の無料電話相談で、こんな相談事例があります。
親御さんが老後の資金で息子さんのために借金の肩代わりしましたが、
息子さんは親御さんに立て替えてもらった借金の返済は一切せず、
息子さんは、ますます借金が増えてどうにもならなくなりました。
親御さんは、老後の蓄えがなくなり年金だけの貧しい生活になってしまいました。
ご自分以外(おまとめローン、親等)のお金で、債務を返済するということは根本的な問題の解決にな
っていません。
問題の先送りをしても解決にはなりません。
近い将来に、必ずまた借金問題がさらに困難な借金問題として表面化してきます。
おまとめローンは実は麻薬です。
おまとめローンにすることで一時的に借金は楽になった気がします。
しかし、実はあなたを確実にむしばんでいるのです。
楽な方、楽な方へと逃げているだけでは、何も解決できません。
それで解決できると考えること自体がそもそも間違っています。
そのような逃げている方は、何も解決はできません。
正面切ってぶつかってこそ道は開けます。
そして、解決へ向かう努力を一緒にしましょう。
あなたの苦しみは痛いほど分かります。
苦しい借金地獄から少しでも早く抜け出すことができるように一緒に頑張りましょう。
私は、あなたの力になります。
債務整理(過払い金返還請求・任意整理・自己破産・個人再生)を得意としています。
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