消費者金融中堅のアエルが、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと発表しました。
負債総額は231億円だそうです。
アエルは厳しいとは聞いていましたが、ついに逝ってしまいました。
理由は、やはり「過払い金返還請求」が原因です。
アエルと同じようにどこの消費者金融も、過払い金返還請求を受けて資金繰りに行きづまっています。
消費者金融で有名な「ほのぼのレイク」は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の子会社、GEコンシューマー・ファイナンス(東京)が行っている事業ですが、この「レイク」の売却の最終入札を24日に実施したようです。
三井住友銀行系のプロミス 、三菱UFJフィナンシャル・グループ 傘下のアコムの業界大手2社のほか、中堅のシンキを傘下に持つ新生銀行が参加したようです。
今後も、消費者金融は淘汰(とうた)が進みます。
過払い金は取り返せる時にしないと取り返すことができなくなります。
当事務所の依頼者様の中に「アエル」から過払い金を受け取る方が多くいますが、このような事態になってしまったことでお金を受け取ることが難しくなりました。
当事務所に依頼された名古屋市在住の佐藤さん(仮名)は、5月、6月、7月と3回の分割払いで、60万円づつ計180万円を受け取る約束をアエルとしていましたが、アエルの民事再生により、佐藤さんが受け取るお金はかなり減ることになりました。
せっかく過払い金返還請求によりお金が戻ってくる場合でも、請求が遅かったことで損をします。
佐藤さんもアエルへの過払い金請求をあと4ヶ月早く行えば180万円を取り返すことができました。
今後も、アエルのように破綻するサラ金は増えると思います。
一刻も早く、過払い請求することをお勧めします。
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